シリコーン入れ歯

適合の悪い義歯を長期間使用されていた患者様が義歯の新製を希望で来院されました。下の顎の骨が極度に吸収されているために、大変難易度が高いことが予測されました。

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下の顎の歯肉(顎堤)が見えません。入れ歯が合っていないため、唇を噛んだ後の傷があります。今回は保険外治療の生体用シリコーン(コンフォート)を使って義歯をお作りました。このシリコーンは、変質や劣化に強く柔らかさが長期間持続します。

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顎の骨が大きく吸収されて無くなっているので、それを補うために歯茎の部分が大きい。

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前歯の部分も骨の吸収が著しく、それを補うために歯茎のレジン(ピンクの部分)が大きい。

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レトロモラーパッド(一番奥の端っこの部分)は沈下防止の為レジンをむき出しにしています。シリコーンとレジンの境目が移行的になっているのが確認できます。

コンフォートの入れ歯を装着後、患者様は「旅行先でしっかり噛んでご馳走をお腹いっぱい食べた!!」と嬉しそうにお話して下さいました。

「大好きなたくあん、お漬物もしっかり噛んで食べられる!!」ともおっしゃっていただきました。

入れ歯でしっかりかみたい!入れ歯の痛みをなくしたい!と思っている方には、コンフォートの入れ歯はとても有効な方法の一つだと思います。

コンフォートの入れ歯を希望される場合は、お気軽にご相談下さい。

コンフォートの4つのポイント

コンフォートは医療に用いられる、生体用シリコーンを使用。その軟質・粘弾性によって噛む力を分散させるため、歯ぐきに伝わる局部負担を軽減。部分的および全体的な痛みを防ぎます。また、噛む力を効率よく食べ物に伝えるという一体整形技術によりぐっと噛みしめることができ、イカのような噛み切りにくいもの、温野菜のような歯ですりつぶすものなど、どんなものでも食べる楽しみを満喫できます。

これまでの実績では、4年以上の利用でも、生体用シリコーン部分の変色や剥がれは見られませんでした。長期間安心してご利用いただけるよう、コンフォートは材質の劣化やはがれについて、3年間の保証をお付けしています。

生体用シリコーンはお口の中の粘膜に近い柔らかさで、歯ぐきにピッタリと安定します。食べ物が挟まりにくく、落ちたり、外れたりしにくくなります。

生体用シリコーンは外科手術などの医療分野で使われてる素材で、人体への影響がきわめて少ないと言われております。

生体用シリコーンは、入れ歯にとって理想的な素材
コンフォートに使われる生体用シリコーンは「血液や体液による変質がしにくい」「アレルギー反応や炎症などの異物反応が少ない」などの理由から生体用素材として医療分野で広く利用されてきた素材です。柔軟性と弾力性にも優れているので、入れ歯の裏装材としても最適な素材なのです。

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