口腔外科

口腔外科について

口腔外科とは、口の中だけでなく、あご・顔面・口周辺の組織に生じるさまざまなトラブルに対して、外科的な処置を行う診療科目です。

むし歯や歯周病といった一般歯科では対応しきれない症状や、より専門的な判断が必要なケースを扱い、機能面の改善はもちろん、将来的な健康維持まで見据えた治療を行います。

代表的な治療として、顎関節の痛み・口が開きにくいなどの 顎関節症の診断と治療、そして、痛みや腫れ、将来的なトラブルを防ぐ目的で行う 親知らず（智歯）の抜歯があります。特に親知らずは、埋まっている方向や根の形によって抜歯の難易度が変わるため、口腔外科の経験が重要となることがあります。

そのほかにも、口内炎や良性腫瘍の切除、外傷による歯や口周辺の損傷への対応、嚢胞（のうほう）の治療など、幅広い症状に対応します。

当院では、患者さまの不安を軽減し、安心して治療を受けていただけるよう、事前説明を丁寧に行い、できる限り痛みの少ない、安全性の高い処置を心がけています。口やあごの痛み、腫れ、違和感など、気になる症状がある場合はお気軽にご相談ください。