7月のブラックボード ~唾液~

こんにちは、宿南歯科医院です。

当院では、歯科に関する情報をブラックボードに描いています!

空梅雨だった6月からやっと梅雨らしいお天気になってきましたね。

湿度も温度も高く、熱中症になりやすい時期ですので気をつけてくださいね!

 

さて、今回のブラックボードは・・・

 

「唾液の働き」についてです。

 

H29.7.3

唾液は1日にどのぐらいの量が出ると思いますか?

 

実は・・・成人では1~1.5リットル出るんです!

たくさん分泌される唾液には、とても大切な働きがあります。

消化促進(唾液に含まれる酵素が炭水化物を分解し、よく噛むほどに消化吸収が良くなります。)

食べ物をまとめる(細かく噛み砕いた食べ物をまとめて、飲みこみのを助けます。)

味を認識する(味は唾液に溶け出すことで、認識されます)

発音を助ける(口が潤うことで、滑らかに発音ができます)

口の中を洗浄(歯や舌についている食べかすを洗い流します)

むし歯を防ぐ(食事をすると口の中は酸性に傾き、酸は歯の表面を溶かして虫歯となります。唾液は酸を中和する働きを持ち、虫歯を予防します。)

粘膜を保護する(口の中の乾燥や、傷ついたりするのをを防ぎ保護します。)

細菌が増えるのを防ぐ(唾液には抗菌作用のある物質が含まれていて、細菌の増殖を抑えて感染を防ぎます。)

とっても重要な働きをしてくれる唾液ですが、加齢・ストレス・薬の副作用などにより分泌量が減少してしまいます。

唾液が少なくなると、口の中が乾燥しドライマウスなどの原因になります。

また食事中は唾液の分泌量は増えますが、就寝中は唾液の分泌量は減り虫歯などになりやすい状態にあります。

口の中の良い状態を守るためにも、寝る前はしっかりと歯磨きをしましょう!!!

 

 

 

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