8月のブラックボード ~唾液腺マッサージ~
こんにちは、宿南歯科医院です。
ブラックボードを医院の外に置いて、歯科に関する情報を発信しています!
毎日、暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?
今回のブラックボードは・・・
「唾液腺マッサージでお口を健康に✧✧」です!!!
唾液は「汚いもの」という印象を持っていませんか?
唾液が持つ作用は消化促進・食べ物をまとめる・味を認識することなど実に様々です。そして、これらの働きは私たちの健康を保つことに欠かせないものばかりです。
唾液腺マッサージは、唾液分泌が抑制されている起床時・食前時を狙ってマッサージすると、より効果が高まります。緊張しているときや口が乾燥しているときなど、気がついたときに行いましょう。
さらに、リラックスした状態で行うと、サラサラとした唾液が多く分泌されておすすめです。
①耳下腺(じかせん)
耳たぶのやや前方、上の奥歯のあたりの頬に人差し指を当てて、指全体で円を描くように優しく押します。
②顎下腺(がっかせん)
親指を顎の骨の内側のやわらかい部分に当てて、耳の下から顎にかけて5ヶ所に分けて押し当てていく。
③舌下腺(ぜっかせん)
両手の親指を揃えて、顎の真下から舌を突き上げるように押す。
唾液腺マッサージに加えて、食事は時間をかけてゆっくりととり、咀嚼回数をできるだけ増やして唾液分泌を促す、姿勢を正して血行を良くする、口呼吸の人は鼻呼吸を意識するなどといった、日頃の習慣を見直すことも大切です。様々な方法と組み合わせて、より効果的に唾液の分泌を促していきましょう。